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個人事業主の税金申告について
いよいよ年末がやってきました。コロナウイルスで、仕事が十分にできずに、副業(ギグワーク)をした方もたくさんおられると思います。最近友人から確定申告について質問があったので、このブログで紹介できたらと思います。
個人事業主(self employed)のカテゴリーになります。
UberやDoordash、様々なギグワークがアメリカにあります。
また、Buyma (バイマ)などのネットShopや自分の車や部屋を貸してレンタル費用を稼いだ人も対象になります。
通常は、会社で働いている人は、W2と言われる書類が会社からもらえます。
個人事業主の場合は、1099と言われる書類が家に届きます。
1099フォームとは何?
1099フォームを初めてもらう人は、よく知らないと思いますが、これは、会社が仕事に対してお支払いをした場合に、IRS(税務署)に申告する義務があります。
ギグワークの定義は、、原則、会社から雇われていない立場で、業務を行いそれに対して報酬を受けた仕事になります。
もちろん、個人でネットビジネスをしている場合もこれに入りますが、Buymaの場合は、あくまでも個人的に、商品を買い付け、転売して収益をあげるビジネスですので1099フォームは送られてきません。
あくまで、Uberやアマゾンフレクスなどの会社から業務委託されて仕事した場合に、送られてきます。
また、原則、支払額が年間$600を超えた場合のみForm 1099を用意する必要がありますので、支払いが年間600ドル以上でなければ送られてきません。
1099フォームを取得する可能性がある場合の例
1099を受け取る可能性のある一般的な例には、次のものがあります。
- 通常は雇用主ではない個人または企業から600ドル以上の非従業員報酬を獲得した場合は、フォーム1099-NECを受け取る必要があります。
- 家賃またはロイヤルティの支払いで600ドル以上を稼いだ場合は、フォーム1099-MISCを受け取る必要があります。
- 前年中に州または地方税の還付を受けた場合は、フォーム1099-Gを受け取る必要があります
同様に、あなたがあなたの貿易またはビジネスに関連してその年の間にフリーランサー、独立請負業者または他の非従業員に600ドル以上を支払った場合、あなたは彼らにフォーム1099-NECを送る責任があります。
個人事業主とは?
個人事業(Sole Proprietorship)
個人事業は最も一般的で簡単に設立できる事業形態です。個人によって運営され、資金を自分自身で用意します。設立コストを低く抑えられ、経営方針を自分自身で決定できるなどの利点からアメリカにあるほとんどの小ビジネスはこの形態に属します。
(通常の給与(W2)の場合は、経費は会社が支払っているので、経費として認めてもらえません。)
どんなものが経費になるのか?
ここでは、どんなものが経費になるのか説明します。
会社を運営した事がない人は、経費とはどんなものが経費になるのかよくわからないと思います。
経費とは、原則として、その業務または、サービスを提供する際に生じるコストです。
例えば、Uberの運転をしている人は、当然、車のメンテナス費用、ガソリン代、食事代などが経費として考えれます。
Buymaなどしている人は、商品の購入代金、インターネット代、買い付け行くための交通費用、商品の梱包、商品の掲載代行費用、など、いろいろ出ていきます。
ネットビジネネスの場合、コンピューター購入した場合の費用、インタネット費用など、または、商品のリサーチのためのサービスなどを利用していた場合は、その費用も経費なります。
因みに、私の場合は、ネットビジネスの場合は、サーバーレンタル費用など、が経費として考えられます。
クレジットカードで買い物している場合は、記録が残りので計算しやすいですが、現金で購入したものなどは、レシートを管理しておく必要があります。
ビジネスの為の教材や学費などは経費なります。
また、ビジネスの為に、オフィスなど借りている場合は、その費用が経費になります。
自宅をオフィスとして利用している場合は、その場所の比率で経費として計算できますが、分かりにくにので通常はやる人はいないと思います。(万が一税務署が検査に来た場合、Office以外のものは、その部屋に置いてはいけないので面倒ですね、)
ビジネスライセンス費用など、Uberなどしている方は、ビジネスライセンスを支払っていると思います。そのような支払いも経費なります。
経費にならないもの
ここでは、経費にならないものを説明していきます。原則ビジネスと関係ないものは経費になりません。
車の購入費用などは、経費になりません。
家のローンも経費になりません。
交際費用なども経費になりません。
食材なども経費にはなりません。(レストラン等の支払いは経費なります。)但し金額に制限があります。
確定申告の方法
確定申告の方法ですが、法人だと専門の会計士に相談するのがおすすめですが、個人事業だと、会計自体はシンプルになるので自分でも行う事ができます。
最近、友人から紹介されたのがTurbotaxというソフトです。
無料のソフトではありませんが、簡単に確定申告できるソフトになっています。
画面から、自分の該当するものを選択して進めていく、非常にシンプルなソフトです。
あとは、該当する数字を入れていけば自動的に、申告できるようになっています。
もちろん無料で試す事ができますので、実際に作業して使い具合を見てみたら良いと思います。
(メールアドレスで簡単にアカウントを開設できます。)
因みに、私は、LLCの会社を2つ運営しています。
給料明細を発行する必要があったり、支払い先に、フォーム1099を発行する必要があるので、流石にこのソフトだけで全て業務ができるわけではありません。
ですので、あくまで個人事業主であれば、このソフトで十分確定申告ができますので、検討することをお勧めします。
通常、会計士に確定申告をお願いすると、100ドル〜150ドルぐらい費用がかかります。
ですので、かなり格安で作業ができてお勧めです。
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