今回、今日本で問題になっているドコモ口座について紹介したいと思います。
今回、日本のNTTdocomoが提供しているドコモ口座から、お金が盗まれるという信じがたい問題が起きています。
アメリカに住んでいる私にとって、関係のない出来事だとスルーしてました。
しかし、よく内容を確認してみると、docomo口座と提携している全ての銀行に口座がある場合は、お金を奪われる可能性があるとの事です。
この事件の特異性は、ドコモ口座を持っている人が被害に遭うのではなく、口座を持っていない人が、勝手に口座を開設されて被害に遭うところです。
通常のサイバー犯罪であれば、ネットを頻繁に利用する人たちが被害に遭いますが、今回は、普段ネットでお金のやりとりをしない人たち、高齢者も被害に遭う可能性があるわけで、誰の身に起こりうる恐怖がここにあります。
目次
docomo口座の問題について
docomo口座は、元々docomoの携帯を利用しているユーザーへのサービスでした。
しかしながら、現在は、誰でも簡単に口座開設ができるサービスで、QRコードでの支払いや様々な支払いできる機能がある便利性が高いサービスです。
「ドコモ口座」とは、その口座を持つことによって、ネット上で買い物ができたり、友人や家族に月20万円を限度に手数料なしで送金ができるシステムである。受け取り限度額も月20万円となっています。
(ドコモ口座のWebsサイト)
今回の問題は、誰でもフリーメールで口座が開設できてしまう問題です。
ドコモ口座に銀行口座を登録すると紐付けが可能となる為、このときに使われるのが、「Web口振受付サービス」であり、従来書面の提出を必要としていた口座振替の申込みを、パソコンおよび携帯電話(NTTドコモ、au、ソフトバンク)を利用して、銀行と提携する各企業(収納機関)のホームページから手続きできるサービスとなる。
通常の銀行のネットバンキングなら、セキュリティーが万全ですが、docomo口座からは、名前、口座番号、パスワードがあれば、架空の口座から提携している銀行に紐ずけて、お金を抜き出す事ができるそうです。
私も残念ながら、このdocomo口座と提携している銀行の口座があり、かなりヤバイと思いました。
現在の状況ですがサービスを中止していないので、被害は広がる可能性が高いです。
もし、提携している銀行に口座がある方は、一度口座を確認しましょう。
現在被害が出ている銀行
中国銀行、ゆうちょ銀行、七十七銀行、スルガ銀行など、地方銀行が狙われていますね。もし、皆さんに地方銀行の口座をもっている方は、一度確認をお勧めします。
アメリカでは、本人確認もせずに口座開設をできないので、この様なセキュリティーがずさんなサービスは初めてです。
しかも、NTTdocomoとは・・・・・・(超大企業じゃないですか・・・。)
docomo口座の問題まとめ
解決方法は、今のところdocomo口座サービスの中止、又は、銀行が提携をやめてもらうしかない状態です。
もしくは、提携していない口座があればそちらに全額資金を移動させましょう。
現在もサービス自体は、利用している為、今後、被害が増える可能性があります。
口座の確認と今後のdocomo側の対応を待ちましょう。
被害にあった場合の保証について
以下の記事がありました。
電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて銀行口座の預金が不正に引き出された問題で、これまでに確認された被害は66件、合わせておよそ1800万円に広がっていることが明らかになりました。NTTドコモは、本人確認が不十分だったと認め、銀行と協議して全額を補償するとしています。
万が一被害があった場合は、こちらに連絡してください。
受付開始日時:2020年9月12日(土曜)午前9時
受付時間:午前9時~午後8時
専用フリーダイヤル:0120-885-360