今回は、コーマシャルドライバーライセンスの修得の仕方について紹介したいと思います。
アメリカでは、商業用運転免許(コマーシャルライセンス)と通常の免許書があります。運転免許には、A級、B級、C級のクラスがあります。
ライセンスの詳細はこちらです。
目次
クラスAライセンスの取得方法
トラック、バス、または大型の配送車両を運転する場合は、州に適したCDLを取得する必要があります。また、州によって18歳または21歳以上である必要があります。
申請するライセンスがどちらの場合でも(軍事または以前の雇用での経験がない限り)、資格のあるインストラクターの指導を受けながら経験を積むトレーニングコースに参加する必要があります。その後、筆記試験と道路技能試験に合格し、必要な料金を支払う必要があります。
1学科試験を受けよう
まず、最寄りのDMV(Department of Motor Vehicles)に行きましょう。
因みに、CDL(commercial driver's license )用のDMVと通常のDMVは場所が異なりますので確認しましょう。
因みに、ラスベガスは、CDLは、一つしかありません。
住所はこちら、4110 Donovan Way, North Las Vegas, NV 89030
こちらで、学科試験を受けます。
登録用紙に、必要事項を記入してください。
クラスだけでなく、様々な科目があります。
T:Doubles / Triple trailers
ダブルおよびトリプル(LCV)は、標準の5軸セミのセミトレーラーとは対照的に、1台のトラックに取り付けられた複数のトレーラーの組み合わせです。ドライバーが2つのトレーラー(ダブル)または3つのトレーラー(トリプル)を同時に引くには、個別のCDL承認が必要です。
P:Passenger
バス、タクシー、リムジン、空港シャトルなどのハンドルを握る意図がある場合は、旅客承認テストに合格することが必要です。CDLパッセンジャーテストとCDL一般知識テストという2つの主要なテストに合格する必要があります。心に留めておく必要がある別のテストは、エアブレーキ付きの車両のカテゴリに分類されます。あなたはエアブレーキ承認テストを受けなければなりません。
N : Tank Vehicle
運転中の車両がクラスAまたはB CDLを必要とし、119ガロン以上の恒久的に取り付けられたカーゴタンクまたは1,000ガロン以上のポータブルタンク。車両が上記の定格タンク内の液体または気体の形で危険物を輸送するために使用される場合、クラスC車両にもタンク承認が必要です。
H : Hazardous Materials
H –危険物: 運転中の車両がプラカードが貼られている危険物を輸送している場合は、「H」の承認が必要です。危険物承認を得るためには、米国市民、法定永住者、または有効な雇用許可文書を持っている必要があります。
X : Hazardous Materials and Tankers
危険物とタンクの組み合わせ: 運転中の車両が危険物をタンク経由で輸送している場合は、「X」の承認が必要です。危険物承認を得るためには、米国市民、法定永住者、または有効な雇用許可文書を持っている必要があります。
S : School Bus
スクールバス:スクールバスを 運行する前に「S」の承認が必要です。「P」の承認も必要です。 公営旅客の推薦の申請者または所持者は、許容できる運転記録を持っている必要があります。
学科試験を受ける
選択するクラスと必要な学科が決まるといよいよ試験を受けます。
共通試験内容が、The General Knowledge Test
内容は、商業用の車両の運転を安全に運行出来る為に必要な内容
50問中 40問正解すれば合格
クラスB、クラス A を修得するなら、Air Brakes Testを受ける必要があります。
Air Brakesについて問題です。
20問中 15問正解すれば合格
The Combination Vehicles
トラックドライバーを目指すな必要な学科です。
25問中 20問正解すれば合格
その他のテストは受けたことがないので、詳しくは、分かりませんが、
必要に応じてテストを受講してください。
テストの受講費用は、2回まで、(無料)
3回目から、8ドル費用がかかります。(受けるテスト内容で、料金が違います。)
ですので、しっかり勉強して何度も受講しないようしましょう。
因みに、私は、4回もダメでした。
しかし、落ちることで、問題が理解できるので合格しやすくなります。
2勉強の方法について
勉強の方法ですが、まずDMVでテキストがもらえますので、それを勉強しましょう。
そして、DMVで問題をサイトで紹介してますので、これで練習しましょう。
ここでは、ほとんどの学科の練習ができます。
まず、このサイトで100%答えられるようにしておきましょう。
動画で勉強したい方は、こちらの動画がお勧めです。
何度も聞いて、間違えることで、身について行きますので、繰り返し勉強しましょう
3練習用の免許を取りましょう
学科をうまくパスできると、練習用の免許が発行してもらえます。
以下の様な免許書がもらえます。
発行料金ですが、59ドルかかります。(半年間有効です。)
別用に、免許をとると75ドルかかります。
(州により、値段が違いますので、ご確認ください。)
これで、いよいよ練習できる様になります
練習の仕方ですが、以下の方法があります。
① 車両を借りて、免許のある人に教えてもらう
② ドライビングスクールで、練習する
それぞれ細かく説明していきます。
車両を借りて、免許のある人に教えてもらう
ドライビングスクールに行き、練習する
ドライビングスクールのデメリットについて
4ドライビングスクールの選択について
最短、1週間から修得できますが、トラックの運転が初めての方は、2週間コース
がお勧めです。
(学習内容)
基本的な運転・操作
① ストレイト・バック
トラックを前後に、動かすテクニック
(基本的な操作:意外と難しい)
② バック
基本的に、バックする時のテクニック
(練習風景)
③ Pre Inspection (車両点検)
実は、これは、CDLのドライバーが必ず修得しないといけない科目となってます。
実務でも必ず行う業務ですので、しっかりと理解しましょう。
何度も動画見て覚えれば、できる様になります。
以上が、ドライビングスクールで学ぶ内容です。