今回、コロナウイルスにより、仕事を失い、生活が難しくなる人たちのために、アメリカでは、通常支給される失業手当てと、特別な支援手当てありました。
未だに、良くわかないので、申請していない人や、今後、手当てが
いつまで、どのくらいもらえるのか分からないという人たちがいたので、
私の分かる範囲で、書いていこうと思います。
上の画面は、私がネバダ州にいるので、ネバダ州のサイトの画面となっています。
州により、違いますので、お住まいの州のサイトを確認下さい。
目次
失業保険について (UI)
Unemployment Insurance (失業保険) ですが、原則、最大6ヶ月支払いを受け取ることが出来ます。
州により、支払い金額が違いますので、ご確認下さい。
失業手当ての金額は?
☆失業前の1年間の平均の収入の平均金額の50%〜60%の金額
(注意)
自分の都合で辞めた場合や懲戒解雇の場合は、対象になりません。
PEUC、PUIについて
PEUC(Pandemic Emergency Unemployment Compensation )、PUI (Pandemic Unemployment Assistance)についてですが、これは今回特別に決められた手当てを受け取るとが出来ます。
PEUCの説明を見ると以下の様に記載されています。
The CARES Act provides for Federal Pandemic Unemployment Compensation (FPUC). Under FPUC, eligible individuals will receive an additional $600 per week in addition to their weekly benefit amount from another unemployment compensation program.
FPUC is payable for weeks claimed beginning week ending April 4, 2020 through the week ending July 25, 2020. FPUC payments will automatically be paid to claimants who are eligible for Unemployment Compensation and will show as a separate payment at the same time as your regular unemployment compensation. This program has been implemented effective April 12, 2020.
PUAについては、この様に記載されています。
PUA provides up to 39 weeks of benefits to qualifying individuals who are otherwise able to work and available for work within the meaning of applicable state law, except that they are unemployed, partially unemployed, or unable or unavailable to work due to COVID-19 related reasons, as defined in the CARES Act. Benefit payments under PUA are retroactive, for weeks of unemployment, partial employment, or inability to work due to COVID-19 reasons starting on or after January 27, 2020. The CARES Act specifies that PUA benefits cannot be paid for weeks of unemployment ending after December 31, 2020.
この後のUI(失業保険)の仕組みを知ろう
この後のUI(Unemployment Insurance )ですが、15週間の延長が認められていますがいつまでもらうことが可能でしょうか?
そこで、まずこの失業保険の仕組みを理解することで、この後のサポートについて理解できるのではないでしょうか?
失業保険は、以下の様に説明されています。
失業保険は連邦税と州税の両方で賄われており、州はプログラムの管理において多くの柔軟性を維持しています。
今後のUIについても、連邦政府と州により決定されるということですが、
みなさんが気になるのは、いつまでこの救済プログラムが有効なのかという事です。
失業保険延長給付(EB)プログラムについて
失業保険延長給付プログラム(Extended Benefits)とは、今紹介した救済プログラムが延長される可能性があるのですが、その名前が失業保険延長給付プログラムと言われています。
現在、議会では、この延長期間と受けられる救済金額について議論されています。
PEUC、PUAについては、以下の様に記載されています。
Under the CARES Act responding to the COVID-19 pandemic, all states provide 13 additional weeks of federally funded Pandemic Emergency Unemployment Assistance (PEUC) benefits to people who exhaust their regular state benefits, followed by additional weeks of federally funded EB in states with high unemployment (up to 13 or 20 weeks depending on state laws). Under the Act, through the end of this year, some people who exhaust all these benefits, and many others who have lost their jobs for reasons arising from the pandemic but who are not normally eligible for UI in their state, are eligible for Pandemic Unemployment Assistance (PUA). Without new legislation, however, no PEUC or PUA benefits will be paid after December 31, 2020.
この地図を見る限りでは、ほとんどの州では、失業者が高いので、26週以上の期間、失業保険を受けることが出来ます。
現在のところ、EB(Extended Benefits)は、通常の26週間+20週間、最大失業保険が受けられる予定です。
(UIが9月の終わりまである予定でしたので、そこからEBが10月から20週間です
ので、2月の終わりまで受けられるということになります。)
州別に見ていくと以下のようになります。
表1 | ||
---|---|---|
失業率と失業保険(UI)の週が利用可能 | ||
状態 | 失業率(平均3か月) | 通常のUIと利用可能な拡張特典* |
アラバマ | 8.4 | 14 + 7週間 |
アラスカ | 12.3 | 26 + 20週間 |
アリゾナ | 9.9 | 26 + 13週間 |
アーカンソー | 8.3 | 20 + 10週間 |
カリフォルニア | 14.9 | 26 + 20週間 |
コロラド | 9.4 | 26 + 13週間 |
コネチカット | 9.9 | 26 + 20週間 |
デラウェア | 12.9 | 26 + 13週間 |
コロンビア特別区 | 8.6 | 26 + 13週間 |
フロリダ | 11.7 | 12 + 6週間 |
ジョージア | 8.2 | 26 + 20週間 |
ハワイ | 16.6 | 26 + 13週間 |
アイダホ | 6.6 | 26週間 |
イリノイ | 13.7 | 26 + 20週間 |
インディアナ | 10.4 | 26 + 13週間 |
アイオワ | 8.4 | 26 + 13週間 |
カンザス | 8.2 | 26 + 20週間 |
ケンタッキー | 7.1 | 26 + 20週間 |
ルイジアナ | 11.1 | 26 + 13週間 |
メイン州 | 8.7 | 26 + 13週間 |
メリーランド | 8.6 | 26 + 13週間 |
マサチューセッツ | 16.8 | 26 + 13週間 |
ミシガン | 14.9 | 26 + 13週間 |
ミネソタ | 8.7 | 26 + 20週間 |
ミシシッピ | 10.0 | 26 + 13週間 |
ミズーリ州 | 8.2 | 20 + 10週間 |
モンタナ | 7.5 | 28 + 13週間 |
ネブラスカ | 5.2 | 26 + 13週間 |
ネバダ | 18.0 | 26 + 20週間 |
ニューハンプシャー | 10.9 | 26 + 20週間 |
ニュージャージー | 15.3 | 26 + 20週間 |
ニューメキシコ | 10.1 | 26 + 13週間 |
ニューヨーク | 15.4 | 26 + 20週間 |
ノースカロライナ州 | 9.6 | 12 + 9.6週間 |
ノースダコタ州 | 7.7 | 26 + 13週間 |
オハイオ | 11.2 | 26 + 20週間 |
オクラホマ | 8.7 | 26 + 13週間 |
オレゴン | 12.1 | 26 + 20週間 |
ペンシルバニア | 13.5 | 26 + 13週間 |
プエルトリコ | NA | 26 + 13週間 |
ロードアイランド | 13.3 | 26 + 20週間 |
サウスカロライナ | 9.9 | 20 + 16週間 |
サウス・ダコタ | 7.7 | 26週間 |
テネシー | 10.1 | 26 + 13週間 |
テキサス | 9.8 | 26 + 20週間 |
ユタ | 6.1 | 26 + 13週間 |
バーモント | 10.2 | 26 + 20週間 |
ヴァージン諸島 | 13.6 ** | 26 + 13週間 |
バージニア | 8.4 | 26 + 13週間 |
ワシントン | 11.8 | 26 + 20週間 |
ウェストバージニア | 11.1 | 26 + 13週間 |
ウィスコンシン | 9.3 | 26 + 13週間 |
ワイオミング | 7.8 | 26 + 13週間 |
失業保険をまとめると。
① 現在、ほとんどの州では、2月終わりまで受け取ることができる予定です。
② PEUC、PUAについては、最大12月終わりまで受け取ることが出来る。
(それまでに仕事を見つける必要がある。)
③ 州の失業状況では、失業保険(UI)は延長される可能性がある。
(もちろん、延長がない場合もあります。)
⭐️ 現在ですが、PEUC、PUAについては、支給金が検討されています。
現在のところ、
$300ドル (連邦政府側)
$100ドル (州側)
(合計で 毎週$400ドルの救済金が受けられる予定です )
(予定では、10月以降から支給が始まると言われていますが、まだ、多くの方が、
救済金を受け取れていない人たちがいます。)
ですので、かなり個人差が生まれるので、いつ貰えるようになるかは分かりません。
なかなか、仕事を見つけにくい時代ですが、
私の場合は、仕事を変える選択を選びました。
(この内容は、後日、記事でご紹介したいと思います。)
もう一つの提案は、副業を探す。
副業などは、簡単に探しやすい時代です。
様々な副業がありますので、こちらも興味がありましたら、
まだ、申請していない方や、相談はこちらに相談ください。
申請を代行するという事で、2000〜4000ドルと多額の代行費用を求める問題が多発しています。