今回、治験の適性検査の参加募集があります。
治験のアルバイトは非常に高額なので、多くの方は興味をもたれたのではないかと思います。
報酬は、3,500ドル〜11500ドルになる事もあります。
今回、コロナウイルスの問題で失業している人たちにとっても大変魅力なアルバイトになります。
目次
治験とは何か、なぜ治験は必要なのか。
治験とは、国からお薬として承認を受けるために行う、薬剤開発を目的とした臨床試験のことです。治験では、薬の有効性(効き目)や安全性(副作用)、人種やライフスタイルによる薬学的差などについて調べます。全ての薬、治療法、医療機器はどこかの時点で治験が必ず行われ、国から承認が降りるまで市場に出回ることはありません。
医療の発展のおかげで今の私たちがあります。人々の寿命が延び、生命を脅かす伝染病などが昔に比べ大幅に減ったのも医療の発達のおかげです。テクノロジーの進化と共に新薬の開発が日々行われている中、最新の薬や医療機器を患者様にいち早くお届けできるようにするためにも、皆様の協力が不可欠となります。
1治験に参加するには?
参加条件は、治験のデザインにより異なります。治験に参加いただく為には、製薬会社から指定される全ての参加条件に当てはまる人でなければ参加は認められません。条件の多くは年齢、健康状態、そして人種等に関わるもので、治験の正確性を左右するのみならず、ボランティアの皆様の安全のためにも規定には厳しく従わなくてはなりません。
(申込み方法)
① ウェブサイト上から申し込む
② お電話で申し込む。
その後、会社よから募集中の治験のご案内がきます。(Eメールか、電話で連絡が来る)
ご希望に合う日程や内容の治験があった場合、電話での簡単な問診、そして治験適正検査へと進んでいただきます。
2治験参加の流れ
治験に参加される前に、必ずインフォームド・コンセントと呼ばれている治験参加同意書に署名を頂きます。その際、治験の目的、内容、可能性のある副作用等治験の詳細、期間等が説明され、全ての内容に同意を頂くまでは治験に関する検査は一切行われません。また、いつでも途中辞退が可能です。
適性検査
これは、治験の為に必要な健康な体であるかどうか検査します。
検査内容は以下の内容になります。
心電図
血圧検査
血液・尿検査
医師による問診
検査後、3日〜7日ほどで、合非の連絡が来ます。
詳しくは、こちらの動画を参照ください。
3適性検査後の流れ
適性検査の合格すると、治験の日取りが決まります。
その治験の日から入院してもらいます。
(2週間〜4週間)
快適な時間を過ごせる最新の施設
私たちは参加者の皆様の安全を優先すると共に、治験期間中より快適に過ごしていただけますよう努めています。入院が必要な参加者の方のために、下記のような様々なアメニティも用意されております。
バランスの取れた食事
(治験によっては日本食が提供されることもあります)
無料のWi-Fi
テレビ、映画、ビデオゲーム
雑誌、書籍、新聞等(日本語の書籍も常備)
無料のパソコンの貸し出し
家族お友達の訪問
この他にも長期の入院が必要な治験では、ビンゴ大会や映画上映会などを実施することがあります。
また、英語が苦手な方でも安心して参加いただけるよう日本語の話せるスタッフのサポートがあります。
治験の安全性について
ここまで読んだ方は、かなりこの治験のアルバイトに興味があるかと思いますが、実際安全なのと聞かれます。
治験については、薬には必ずついてくる副作用があります。
(これは、副作用の症状は個人差があります。)
よく質問で、治験は安全ですかと質問があります。
答えは、安全を保証出来ません。
(副作用の危険性は否定しません。)
しかし、大変危険な薬を飲むわけでは無いです。
(元々治療目的の薬です。)
治験はリスクを最小化するために厳しい法律と公的機関及び製薬会社の監視と指導の下で行われています。
治験期間中は、適切な資格を持った医療チームと、安全に関する訓練を受けたスタッフが24時間体制で
参加者の健康状態をモニターしています。
何か以上が見られた場合にはすぐに適切な対応処置がなされます。
私の学生さんもこのアルバイトに参加した事があります。学生さんの体験談はこちら
参加した人から治験の体験を聞くと、かなり自由に行動できる様です。
(建物の外にはでられません)
健康的な食事もついて、昼寝が出来ます。(笑い)
また、私の友人 Oさんも既に、3回も参加していますが、体調は大丈夫だそうです。
しかし、1日中、建物中にいて、体にチューブ(点滴)を付けていないといけないので、
ストレスに感じるかもです。
治験アルバイトの検証をまとめると。
健康な人しか参加出来ない。
(持病や糖尿病など、抱えていると参加出来ない可能性があります。)
適性検査で、合格出来ない場合は、交通費用はもらう事ができる。
誰でも参加可能
(労働ビザの必要性はありません。参加されている中には、学生や旅行者までいます。)
薬による副作用のリスクはある。
治験はリスクを最小化するために治験期間中は、適切な資格を持った医療チームと、安全に関する訓練を受けたスタッフが24時間体制で参加者の健康状態をモニターしてくれて、何か異常があれば対応処置をしてもらえる。
日本人以外の国籍の人間も参加している。
(日本人だけでなく、アメリカ人、その他の人種、国籍の人が参加する。)
治験中は、建物から外に外出出来ない。
(行動が制限される、)
治験内容により、入院日数が違い、その拘束時間に比例して謝礼がもらえる。
4000ドル〜12000ドル
(拘束時間による。日給 350ドルぐらい)
因みに、私の学生さんは、2週間で、4600ドル謝礼をいただいたそうです。
(SSN(ソーシャルセキュリテイー)が無いと、税金をいくらか取られます。)
短期バイトしては、ここまで、高級なバイトは存在していないと思います。
しかも、三食、健康的な食事+昼寝、ゲームも自由にできる。
また、治療薬の開発に貢献して、国際貢献出来ます。
現在、アメリカで、治験のアルバイトができるところは、
事前に、どの様な治験の募集があるか確認しましょう。
参加したい方は、必ず募集期限がありますので、その期限以内に連絡をしてください。
個人的には、検討したことはありますが参加していません。